Illustratorでレイヤー構造をそのままに違うドキュメントにコピーする方法
illustratorでイラストなどを描いてつくるとき、細かくレイヤーを分けて作る人は多いと思います。イラスト以外でも基本1つのレイヤー上のみで作業する人は少ないかと思います。 そんな細かく分けた物でも、普通にコピペで別のドキュメントに持っていってしまうと、一つのレイヤーにまとめられてしまって、後で編集が難しくなる事がありますよね。
なので意外と知られていない、そのままのレイヤー構造で別のドキュメントにコピーする方法をお教えします。
まず、下記のようにイラストを描いた5つにわかれたレイヤーがあるとします。
①レイヤーウィンドウ上部、薄いグレー部分右端にあるマークをクリック→コピー元のレイヤーにペースト
②コピーしたいオブジェクトを選択
③コピー先にペースト。
以上です。これだけでそのままのレイヤー構造で別のドキュメントにコピーする事が出来ます。
実は、この方法は「同じレイヤー名のレイヤーにコピーされる」という特質をもっている為、コピー先に同じレイヤー名がある場合は、そこにコピーされます。ですので、混ぜたくない場合は同じレイヤー名はよした方が安全です。コピー先に同じ名前が無い場合はコピー元のレイヤー名で作られます。