使わないと損!!作業効率がアップするIllustrator CS6からの新機能
CS6で大型アップデートとなった「Illustrator(イラストレーター)」
やっと搭載したか!って思う機能がいろいろと搭載しましたが、今回はまだまだ知られてない?広まってない!?そんなIllustrator CS6のおもな新機能についてまとめていきたいと思います。使いこなしたら確実に作業効率のアップにつながるし、デザインの幅の広がるかと思います。
新機能1「インターフェースがダークグレーに」
CS6を使用してすぐに気がつくのが、ユーザーインターフェースの色がかっこいいダークグレーに変更されました。自分の好きな濃さを調節可能なので、以前の白に慣れてる方はもっとも明るい設定にしたら、使いかと思います。好みで設定するといいですね。
■UIの色の濃さは変更可能
(環境設定”→“ユーザーインターフェイス)
※黒から明るいグレーの範囲で好きな濃さに設定可能です。
新機能2「線のグラデーションが可能に」
実戦ですぐに役立つ新機能が、線にグラデーションをかける機能!
従来のIllustratorは線にグラデーションを施せなかったので、ブレンド機能やグラデーションメッシュ機能を使ったり、オフセット機能でひとまわり大きくした塗りを背面に配置して線に見せかけるなどの工夫が必要でしたが、新バージョンでは線にグラデーションを適用可能に。テキストの縁取りといった装飾もすぐつくれるようになりました。 ただし、この機能はグラデーションが複雑になると結構重たくなってしまいます。線にグラデーションを適用した状態でグラデーションの色を編集すると、変更が適用されるまで反応がガクッと遅くなります。またCS6からの機能なので、以前のバージョンでは表示されないので、データのやり取りの際には気をつけなくてはならない。
■3 種類のグラデーションを線に適用
線にグラデーションを適用
線を拡張して塗りに変換してからグラデーションを
適用させたように機能します。
パスに沿ってグラデーションを適用
線の長さの方向にグラデーションを適用します。
パスに交差してグラデーションを適用
線の幅の方向にグラデーションを適用します。
新機能3「パターンの作成と編集が簡素化」
パターンの作成と編集が簡素化され、繰り返し作業にかかる時間を短縮できます。新しいパターンオプションパネルには、手軽に試せるオプションセットがあります。好みのパターンを適用して、デザインを編集してみてください。
パターンの形状は、四角い“グリッド”以外にも、六角形やレンガ(縦または横にずらして組合わさる方式)など、5種類から選べます。
新機能4「画像トレース機能」
元からライブトレース機能の強化版が画像トレース機能ですね。写真などのビットマップ画像を読み込んで輪郭を自動検出し、ベクトルオブジェクトに変換するトレース機能が強化されまさいた。個人的に一番ありがたい機能だと思っています。
画像トレースの各種設定は独立したウインドーにまとまり、ほかのパレットと同じように、好きな場所に移動したり、常時表示させることもできます。
また様々な細かな設定が可能なので、お好みのトレースが可能になっています。
この他にも細かくは変わっているんですが、大まかな新機能や変更点はこの4点ですね。この機能や変更についての意見は様々あるかと思いますが、昔のままの良さと新しい良さを自分也に取り入れて行ければと思います。
またもっと詳しい機能などが知りたい方は
「Adobe Community HelpのIllustrator CS6新機能概要」などをご覧下さい。